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リゾートクラブ会員権 今月の流通の動向

リゾートクラブ会員権のニュートレンド
→ 会員権の時価評価
→ リゾート会員権流通市場に異変
→ 注目 逗子マリーナオーナーズ
→ (社)日本リゾートクラブ協会が
   流通の適正化に動く
 









リゾートクラブ会員権6月の流通の動向予測

1.リゾートクラブ会員権5月の流通動向

1) 5月のリゾート会員権取引状況
   5月は新型インフルエンザの流行で、ホテル、旅館の現場は相当な影響を受けたようです。 
しかし、5月のリゾート会員権の流通市場は、インフルエンザの影響は見られず、従前のような活気が戻りつつあります。成約件数も伸びておりますが、交渉中の商品も増加しているので全体としては、値ごろ感のある商品は取引されていく傾向にあります。

 日経平均株価が1万円に回復してきたことや、企業の在庫調整が進んできたことなどで景気の底入れ感があります。このように消費者にとって明るい材料が出てきていることも会員権市場に好影響をもたらしているのではないかと思われます。更には、高速道路料金の値下げの効果も広く及んできているのではないかと推量します。 

 会員権の取引状況ですが、相変わらずエクシブの件数が多いのですが物件の供給は満たされています。しかし、サンメンバーズ・ワールドホリデーは品薄状態となっています。
 また、鴨川ジャイロ、ナクアリゾーツクラブなども取引件数が増加しており、売り物件が少なくなってきています。
今月も東急ハーヴェストクラブ、ウィスタリアンライフクラブ、逗子マリーナは底堅く取引が行われています。ウィスタリアンライフクラブと逗子マリーナは商品内容と比較し、買いやすい価格帯となっているのではないでしょうか。

 リゾートクラブ運営会社関係では、株式会社セラヴィリゾート泉郷について、債権者たる会員が5月28日までに会社更生計画案の可否を裁判所に対して提出し、裁判所で承認されました。2010年4月から「オアシスクラブ」として運営される事になります。早期にスポンサーが付くことを期待します。
 また、ジャパントータルクラブの運営母体の株式会社コーユーコーポレーションの関連会社である株式会社日光霧降カントリークラブが5月15日に民事再生法の適用を裁判所に申請しました。ただし、株式会社コーユーコーポレーションとは連結決算関係ではないという事です。


   
2) 価格推移〜例:エクシブ蓼科BバージョンZ(13泊)
   エクシブ蓼科は、高原のホテル然とした雰囲気のあるホテルとなっています。エントランスは木と石をふんだんに使い、中央にある暖炉が訪れる人を和ませてくれます。エクシブ蓼科は、冬はスキー、春は心を弾ませる新緑、夏は高原の爽やかな風、そして秋は紅葉と四季を通じて楽しむことができるオールシーズンタイプのリゾート施設です。
 
   
 エクシブ蓼科は平成10年12月に竣工したホテルで、高低差のある敷地を上手く利用して、立体感のあるホテルに仕上がっています。人気が高く、稼働率の高いホテルとなっています。

エクシブ蓼科Bタイプは、交換グレードはA(スタンダード)ですが、約45uの広さがあります。ブラウン系の色調でまとめられたインテリアはゆったりとした温かみのあるお部屋となっています。

ホテルの中には、和・洋・中のレストランが用意されており、しかも、各レストランは美味しいと評判です。また、室内外のプールがある「クアランド」は大人から子供まで愉しめます。

エクシブ蓼科は人気の高いホテルで、蓼科のメンバー以外は、予約が取り難いといわれてきました。会員権価格も他のエクシブの同じ交換グレード比較で、3割ほど高い価格で流通しています。

   
3) 5月のリゾート会員権流通の特徴
 5月の会員権の動きは、4月とほぼ同数の値動きがありました。ただし、先月と比較すると、値下がり物件数は減少した反面、値上がりした物件が多くなりました。これは、安値の会員権が売れたので、価格が上がってしまった結果です。会員権価格の底上げと言うことではありませんでした。まだ、全体としては、値下がり傾向に変化はありませんが、値下がり幅ないしは値下がり物件が少なくなっています。
  最近の会員権値下がり件数/月
    3月:60件
    4月:44件
    5月:38件
  徐々にこの傾向が続いていけば、会員権市場に安定感が出てくると思います。
 
 
値上り
会員権数
値下り
会員権数
指数
先月比較
5月
21件
38件
144
ポイント
-6
ポイント

 今月の会員権価格で値下がり傾向が目立ったのが、エクシブ軽井沢でした。市場には7種類の会員権が出ていますが、その内6種類の会員権が値下がりしました。人気のあったエクシブ軽井沢も価格調整がなされたのかもしれません。

 先月、多数の会員権が値下がりをしたダイヤモンドオーナーズは、今月は価格変動もなく落ちついた市場となりました。
 今月値下がりした会員権は38件有りました。その内、最低価格を更新した会員権は27件で、先月より4件少なくなっています。
そして最低価格を更新した会員権はすべてエクシブでした。値下がり幅も5万円〜10万円程度の値下がりが殆どで、50万円以上値下がりした会員権はエクシブ軽井沢Dタイプ550万円→500万円、エクシブ淡路島Fタイプ400万円→320万円の2件だけでした。
 
 一方、最高値を更新した会員権はありませんでした。


 

2.リゾートクラブ会員権6月の流通動向予測

 政府は企業の在庫調整に目途が付き、景気の現状判断を底を打ったと強く推定できると底打ち宣言をしました。

 景気の底入れが見えてきて、消費者のマインドが好転すればリゾート会員権価格にも反映され、値下がり傾向に歯止めがかかってくるのではないでしょうか。
会員権の売却希望の方の中には、もう少し待てば高く売れるのではないかといって売却を中止される方も出てきました。


 リゾート会員権の流通価格が、今すぐ値上がりしていくとは考えられませんが、5月に出てきた兆候、即ち、値下がり物件数の減少と値下がり幅の減少と言う傾向が続いていくと思われます。この状態が続けば、会員権価格の値下がり傾向の底打ちが見えてくるのではないでしょうか。

 

1)ジャパントータルクラブの価格動向


 ジャパントータルクラブの名義変更料が昨年の9月から値上がりしました。値上がりした当時、会員権価格が安定せずに取引件数も減少しました。その後、買主の取得額が変わらない形で(=名義変更料が上がった分だけ会員権価格が値下がりして)流通価格も安定してきました。
しかし、これは会員権を手離す会員にとっては厳しい状況である事は否めません。クラブ運営会社の名義変更料の値上げによって、ご自身の財産である会員権の価格が下がったという不利益を甘受しなければならないからです。
現在の会員権価格は底値圏にあり、暫くは安値安定状態が続くと思われます。

2)稼働率を上げる努力

景気の停滞が続く中で、リゾートクラブの運営会社は新規販売利益確保から運営利益による安定収益確保へシフトしていく傾向が現れてきました。

リゾートトラスト鰍ヘ「エクシブ特別利用券」を発行し、ビジターが利用すれば、オーナーに5,000円の利用券が進呈されるサービスを開始したり、潟Rーユーコーポレーションのジャパントータルクラブはゲスト優待ギフトカード(1枚3,000円)を発行したりしています。
前者は、オーナーの力を借りて(5,000円のインセンティブ)して集客する方法で、後者は利用料金を下げて集客する方法です。

今後とも、稼働率を上げる方法はいろいろ工夫されてくるでしょう。それは、クラブ本来の目的に立ち返り、会員の利用したいという気持ちが喚起され、その結果、稼働率が上がってくるという内容である事が望まれます。


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(社)日本リゾートクラブ協会賛助会員
宅地建物取引業者 神奈川県知事登録(1)第25987号

更新日: 2009年6月18日  

 


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